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季節ごとのペットの健康管理 <梅雨~夏にかけて>
2008年6月 5日 株式会社ビーエルエフ
ペットは「気温や湿度」の変化にストレスを感じやすいってご存知ですか?
季節の変わり目には、体調を崩すことも多いようです。
梅雨時期の注意点
雨が続き、高温多湿になることによって調子が悪くなるワンちゃんやネコちゃんがいます。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、呼吸による体温調節をしています。そして、猫には汗腺がありません。(肉球や鼻先から多少の汗は出る)
もともと猫は、祖先が砂漠の山猫で、暑さに順応できる身体構造になっていて乾燥にも強いのです。しかし、梅雨になると苦手な湿気を常に浴びることでストレスとなり、体力の消耗にもつながります。
汗をかく人間と比べると、ペットは体温調整が苦手なので、クーラーや除湿機を使用して湿度に気をつけてあげましょう。
皮膚病
皮膚の病気にも注意が必要です。マダニやノミの動きが活発になる時期でもあります。
<ノミ>
ノミに吸血されると痒みから引っかき傷をつくり化膿して皮膚炎を起こしたり、ノミの唾液によってアレルギー性皮膚炎を起こすこともあります。また、貧血を招くこともあるようです。
毎日、毛が抜けているところはないか、発疹や赤くなっているところはないか、などチェックしましょう。首の周りやお腹、耳の中などは念入りに。もし、ノミを見つけた場合は、潰したりせず(潰すと卵が出てきて悪化する場合がある)、動物病院で相談しましょう。
<換毛期>
冬毛がぬけて夏毛にかわります。ブラッシングをして抜け毛をとって下さい。ブラッシングは皮膚のマッサージになり、血行を良くして新陳代謝を促します。また、汚れを取り除き毛並みを整えることにより、皮膚病の予防にもつながります。
フィラリア症
フィラリア症は蚊が媒体して起こる病気です。蚊が吸血する時にフィラリアの幼虫をうつします。皮下組織で育った幼虫が心臓や肺動脈に入り、そうめん状(15~30cmほど)の成虫となって、血液の流れを阻害し心臓の働きを弱めます。蚊が発生する時期に予防をしないでいると約40%に感染するといわれていて、常に犬の死亡原因の上位を占めているのです。
<症状>
元気がなくなる、散歩を嫌がる、食欲がなく痩せてきた、物がつまったような咳をする、腹囲が大きくなってきた(腹水がたまる)、貧血・失神する、など。
<予防>
蚊の発生時期にあわせて予防薬を投与していきます。(5月初旬から11月初旬まで予防が必要)
現在、主流になっているものには、毎日あるいは隔日投与するものと、月に1回投与するものの2種類があります。また、長期持続性のある注射による予防薬も用意されています。
かわいい大切な家族を守るために、獣医師と相談のうえ、忘れずに予防薬を投与しましょう。
飼育環境
これからの時期は湿度も高くなり、暑さも徐々に増していきます。
フードの保管や食べ残しには注意しましょう。固形フードでも開封して放置しておくとカビが発生します。
また、缶詰は開封したものは、一度で使い切るなど保管や管理には気をつけてください。食べ残しはこまめに掃除して容器もまめに洗うようにしましょう。
そして、新鮮な水の補給も忘れずに。
天気の良い日は、犬小屋やその周辺の掃除、マットの洗濯などをおこない、ペットが快適に過ごせるように心がけましょう。