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熱中症
2007年8月 7日 株式会社ビーエルエフ
体を守る! 熱中症対策
毎年夏が近づくとニュースなどでよく耳にする「熱中症」。暑さと水分不足のためにおこる病気です。
熱中症の原因
まずは「熱中症」。熱中症とは、高温の環境の中に長時間いることにより、体温の調節や血液循環の働きが障害をおこす病気です。 人の体は体温を調節する機能を持っているため、多少の高温なら耐えることができます。 体温が高くなったと感じると、
1) 体温が37℃をこえると皮膚の表面の血管を広げて空気中へ熱を放出します。
2) 汗をかくことで(汗が蒸発するときに熱を奪うため)体温を下げようとします。ひどい高温下や長時間の高温下ではこの体温調節のしくみがうまく働かなくなってしまいます。発汗による調整でも、湿度が75%以上の状況では、汗をかいても流れ落ちるだけで蒸発しなくなります。体温はさらに上昇し、時には40℃をこえる場合もあります。こうなると意識がもうろうとし、臓器に障害を起こしたり、ひどくなると死に至ります。
熱中症のタイプ
熱中症よりも「日射病」のほうが馴染みのある人も多いのではないでしょうか。日射病も熱中症の一種です。以前は日射病や熱射病と呼ばれていましたが、今はまとめて熱中症と呼んでいます。 熱中症は、①熱失神(日射病)②熱けいれん ③熱疲労 ④熱射病の4タイプに分類されます。
なかでも熱射病がもっとも重症で緊急の治療が必要です。 私たちの体は水分や塩分が不足すると、体温調節機能のバランスが崩れ、さまざまな症状がでてきます。<熱中症の予防> 熱中症は夏だけの病気ではなく、激しいスポーツや重労働の場合は季節を問わず起こります。また炎天下ばかりではなく、室内で静かに過ごしていても起こるのです。 ではどのような点に注意したら良いのでしょうか。
熱中症予防のポイント
1) こまめな水分と塩分補給 定期的に少しずつ補給する。汗と一緒に塩分が失われるので、スポーツドリンクなど塩分を含んだものを飲む。
2) 服装に注意 通気性、吸湿性の良い服装にし、帽子や日傘を使うようにする。
3) 体調を整え、体調の変化に注意 睡眠不足や風邪気味など体調が悪いときは、日中の外出や運動を控える。
4) 天候に注意 気温が30℃以上、湿度60%以上になった場合は、熱中症になる可能性が高くなるので注意する。
5) 年齢を考慮 子供や高齢者は特に注意が必要です。子供は汗をかく量が多く、体温調節機能が未熟なため。高齢者は体内の水分量がもともと少ないため熱中症にかかりやすいのです。
熱中症の処置
熱中症になってしまった場合は、
1) 安静にする 涼しい場所に移し、衣類をゆるめる。可能であれば、水平に寝かせて足元を高くして 休ませる。
2) 体を冷す 首・わきの下・内股に氷や冷たいタオルを当てて冷す。
3) 水分を補給する 意識があれば、冷たいスポーツドリンク(塩分を含んだもの)などを飲ませる。症状が回復しても体内に影響が残っていたり、再発の恐れもあるので必ず病院へ行きましょう。