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膀胱炎
2008年8月19日 株式会社ビーエルエフ
「女性ならば一度は経験する」と言われる病気に膀胱炎があります。
悪化すると血尿や排尿時に痛みを伴うことも。
男女の体の構造の違いで、女性におこりやすい病気とされています。
膀胱炎とは?
膀胱炎にはいくつかタイプがあります。
一般的に知られているのは、尿道から大腸菌やブドウ球菌などの細菌が膀胱に侵入し増殖することで炎症がおこる「急性単純性膀胱炎」です。
特に10代後半から20~30代の女性によくみられます。女性がかかりやすい理由として、尿道が約3~5cmと男性に比べて短く、また膣や肛門に近いことにあります。
原因は?
原因は尿道からの細菌感染です。
膀胱には細菌に対する抵抗力がありますが、病気や疲労など身体の抵抗力が弱まった場合には感染しやすくなります。
また、膀胱炎の原因となる細菌はほとんどが大腸菌ですが、性感染症のクラミジアも原因になることがあるようです。
症状は?
軽症であれば、トイレが近くなる(頻尿)・排尿後も残っている感じがする(残尿感)などの症状があらわれます。ひどくなると、排尿時にしみるような痛みがあり、残尿感が強くトイレへ行く回数が増えます。また、尿が白く濁り、時には血が混じることもあります。
さらに悪化すると、トイレが間に合わない(切迫性尿失禁)、発熱とともに背中や腰に痛みが出ることも。腰痛がある場合は、炎症が腎臓に及び腎盂腎炎になっている場合があるので、早めに受診しましょう。
治療法は?
病院で処方される抗菌薬(抗生物質)を3~7日間服用します。通常は3日くらいで症状が軽くなりますが、完全に菌を殺すには7日間は薬を飲み続けましょう。
また、治療中はできるだけ水分を多く摂取して排尿の回数を増やし、なるべく早く細菌を体外に排出させます。そして、アルコールなどの刺激物は避け、安静を心がけましょう。
予防策
膀胱炎にならないためには、「膀胱に菌を入れない」「膀胱で菌を増やさない」「免疫力を低下させない」の3つを守ることです。
○「膀胱に菌を入れない」
外陰部は清潔に保ち、排泄後は前から後ろに拭く
生理用ナプキンなどはできるだけ3時間以内に替える
○「膀胱で菌を増やさない」
トイレを我慢しない
水分を多く摂る
○「免疫力を低下させない」
ストレスや疲労をためない
休養・睡眠をしっかりとる
バランスの良い食事をし、過激なダイエットはしない
体を冷やさないようにする
間質性膀胱炎に注意
膀胱炎には、細菌感染が原因ではない「間質(かんしつ)性膀胱炎」があります。
間質性膀胱炎は、膀胱の粘膜の奥にある間質と呼ばれる部分にまで炎症が及び、改善と悪化をくり返しながら進行する病気です。
『抗菌薬を服用しても症状が改善されない』、『再発をくり返す』など、気になる症状が続くようならば、専門医を受診して相談しましょう。