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大人のみずぼうそう?? <帯状疱疹>
2008年8月 8日 株式会社ビーエルエフ
水ぼうそうは子供の時にしたから安心!というものではありません。
水ぼうそうにかかったことのある人でも帯状疱疹の症状は出るのです。なお、子供の頃に水ぼうそうにかかったことのない人が、大人になって発症すると水ぼうそうの症状が出ます。
以前は50歳以上に多い病気でしたが、最近では20~30歳代の若い年代にも増加しています。
帯状疱疹は、大人の6人に1人くらいの割合でかかるといわれていますが、まだまだ認知度は低いようです。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)によっておこる病気です。
ほとんどの人が子供の時に水ぼうそうにかかりますが、この水痘帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうが治ったあとも神経の付け根(神経細胞が集まった神経節と呼ばれる部分)に残っています。体の抵抗力が落ちてくるとウイルスが再び暴れだして帯状疱疹として違ったかたちで発症するのです。
症状
一般的にからだの左右どちらか一方に、チクチクするような痛みがおこることから始まります。次に赤いブツブツとした発疹ができ、小さな水ぶくれが広がっていきます。ウイルスは神経を伝わって広がるので、発疹や水ぶくれも神経に沿って帯状にあらわれます。
症状は胸から背中、腹部に最も出やすく、次に頭や顔、手、足にもみられます。2週間ほど経つとかさぶたになり、3~4週間ほどで治ります。
一度に2ヵ所以上の部位にできることはほとんどありません。
症状が顔、目の近く、耳に出た場合は、それらの神経に障害が出る場合があるので、眼科、耳鼻科を受診しましょう。
痛みは、はじめ刺すような痛みですが、しだいに衣服がすれただけでもピリピリと激しい痛みを感じる場合もあります。かさぶたが治る頃には痛みもなくなります。しかし、まれに痛みが残ることもあり、これを帯状疱疹後神経痛といいます。特に高齢者は痛みが残りやすいといわれています。
原因
からだの抵抗力が低下するとウイルスが復活します。
免疫力の低下の原因としては、疲労やストレス、病気、ケガ、手術、免疫抑制剤の使用、そして老化などがあります。
通常、一度発症すると二度かかることはありません。しかし、抵抗力が非常に低下している時には再発する可能性があります。疲れたときには休息をとり、免疫力が低下するのを避けましょう。
治療法
抗ウイルス薬、消炎鎮痛薬、抗菌薬を使用します。
ウイルスの増殖を抑制し、痛みを抑える抗ウイルス薬は、早期から使用することで、症状の悪化を防ぐことができます。帯状疱疹は激しい痛みを伴うので、痛みを我慢できないときには無理をせず、医師に相談して消炎鎮痛薬を処方してもらいましょう。痛みを我慢すると、痛みに敏感になり治りにくい痛みになってしまいます。また、患部を冷やすと痛みが増すので、できるだけ温めるようにしましょう。水ぶくれが破けて細菌感染した場合には抗菌薬を使用します。
あまりに症状がひどい場合は入院することもあります。
①頭痛や吐き気がある
②高熱(40度前後)が出た
痛みがひどく食事がとれない場合には、点滴により栄養補給することがあります。
注意点
帯状疱疹が他人にうつることはありません。
しかし、水ぼうそうにかかったことのない人には移る可能性があります。水ぶくれの中には原因となるウイルスがいるので、治るまでは水ぼうそうにかかったことのない子供(赤ちゃん)には近寄らないほうが良いでしょう。
帯状疱疹を発症するのは抵抗力が低下している証拠。安静第一で、無理をせず栄養と睡眠を十分とるようにしましょう。