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皮膚疾患 ― 主婦湿疹(手湿疹)
2008年8月 1日 株式会社ビーエルエフ
「主婦湿疹」をご存知でしょうか?テレビや雑誌などでも多く取り上げられるようになりました。
女性、特に主婦におこる頑固な手あれのためにこの名前になったとか。
しかし、最近では女性ばかりでなく男性や子どもにも増えてきているようです。
主婦湿疹とは
炊事や洗濯など水まわりの仕事を日々繰り返すことによっておこる皮膚炎です。水や洗剤を多く使用する主婦をはじめ、美容師、飲食関係の仕事をしている人にみられます。
主婦湿疹は、手にできることから『手湿疹』とも呼ばれています。
一般的に、利き手の親指、人差し指、中指の、よく使う指先から発症します。次第に指全体や手のひら、手の甲にと進行し、爪の変形が見られることもあります。皮膚が硬くなると指が曲がらなくなったりします。
湿疹は一年を通して発症し、一度かかると治りにくく、症状が悪化したり軽くなったりを繰り返します。特に、冬の時期には、乾燥が重なって症状が悪化することが多くなります。
原因
洗剤やせっけんに含まれる界面活性剤などの化学物質が原因です。
繰り返し洗剤等を使用することによって皮膚の表面を覆う皮脂が奪われ、細菌やアレルギー物質が進入するのを防ぐバリアー機能が弱まります。そのために皮膚に刺激が加わり炎症をおこすのです。
症状
症状は、乾燥型と浸潤型にわけられます。
乾燥型は、手がカサカサになって、指の間や指先などにあかぎれのような亀裂が入り出血し、痒みがあります。
浸潤型は、水ぶくれができジュクジュクするなどの炎症がみられます。
治療法
症状によってさまざまな治療法があります。
基本的には塗り薬が処方されますが、症状がひどい場合は内服薬が一緒に処方されることもあります。
治療薬としてステロイド軟こうを用いることが大半です。他には、ワセリンや尿素軟膏、割れなどの亀裂がある場合はステロイドを含んだテープを貼る方法もあります。
炎症が治まったら、ハンドクリームなどの保湿剤に切り替えることが多いようです。
対処法
基本的には刺激となるものを避けて、手や指への刺激を減らすことです。
日頃から水仕事の際にはゴム手袋をするようにしましょう。その場合には、綿の手袋の上からゴム手袋を二重にして、ゴム手袋の刺激からも手を守るようにします。
また、洗剤はできるだけ刺激がすくないものを使用するなど気をつけましょう。
そして、水仕事の後には、ハンドクリームを塗り必ず保湿をしてください。