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梅雨時期からの皮膚疾患 Ⅰ-あせも
2008年5月16日 株式会社ビーエルエフ
もうすぐ梅雨です。梅雨入りすると、じめじめとした蒸し暑い日々が続きます。 湿度が高い状態が続くと、肌のトラブルを抱える人も増えてきます。
そこで、高温多湿状態における皮膚疾患について2回に分けてご紹介します。
今回は『あせも』です。
あせもとは
皮膚には「汗管」という汗の排出する器官がありますが、汗が原因でおきる付近の炎症をいいます。
汗管の出口が垢やほこりなどでふさがれると、汗は蒸発できなくなり、そのまま放置しておくと、汗が乾燥して塩分が粉のように皮膚にはりつき、汗管の出口をふさいでしまいます。そこが炎症をおこしてかゆみを伴う赤いブツブツができるのですが、これが『あせも』です。
あせもは、6月から9月の夏季に多く発生します。
あせもの発生箇所
あせもは、特に汗をかきやすい部分(首、背中、わきの下、肘、膝の裏)にできやすくなります。あせも自体は深刻なものではありませんが、あせもがある部分は細菌が感染しやすく、水虫やとびひ<特に子供の場合は多発性汗腺膿瘍(たはつせいかんせんのうよう=あせものより)を併発する>などの皮膚疾患がおこる場合があり注意が必要です。
あせもは、
① 汗がでる
② あせの出口がふさがる
の2つの条件がそろって初めてできるため、汗をきちんと処理すれば大丈夫です。
あせもの予防
予防のポイントは、「汗をためない」「皮膚を清潔に」「涼しくする」ことです。
① 衣類は吸湿性のよいもの(木綿やガーゼの肌着)に
する。
② 汗をこまめに拭く
③ クーラーや除湿機などで温度を適度に調整する
④ 入浴回数(シャワー)を増やし、肌を清潔に保つ
昔からあせも予防に「シッカロール(ベビーパウダー)」を愛用する人が多いと思います。しかし、注意が必要です。シッカロールなどのパウダーは予防には良いのですが、あせもができてから使用することは、毛穴をつまらせたり、刺激したりと、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。
涼しくなって汗をあまりかかなくなると、あせもは自然とよくなります。
治りにくい場合は医師に相談しましょう。