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骨粗鬆症
2007年5月24日 株式会社ビーエルエフ
骨粗鬆症 エジプトのミイラも骨粗鬆症!?
骨は細胞成分(骨細胞)、骨ミネラル(カルシウム)、コラーゲンなどのたんぱく質の3つの成分からできています。カルシウムの量が減ると、骨がスカスカになり、骨折しやすくなったり、もしくは骨折をしてしまいます。この状態を骨粗鬆症といいます。
私たちの骨量は25才前後にピークとなり、年齢とともに減少します。80歳くらいになると、若年時代に比べて男性で約30%、女性は約40%も骨量が減少するといわれます。
特に女性では60歳以上の50%、70歳以上の70%、男性でも70歳以上の40%弱が骨粗鬆症だと推定されています。
エジプトのミイラからも骨粗鬆症のミイラが発見されていますし、舌きり雀のおばあさんの腰が曲がっているのは骨粗鬆症が原因と言われています。昔から骨粗鬆症はあるのですね。
骨粗鬆症の原因
骨は一度つくられると変化しないように思われていますが、実は絶えず活発に新陳代謝をしています。丈夫な骨を保つために、古い骨を壊し、新しい骨を作り出しています。女性ホルモンのエストロゲンは骨の形成を助けますが、更年期を過ぎると分泌量が減るため、女性に骨粗鬆症が多い原因となっています。
骨粗鬆症の危険因子といわれるものには他に、遺伝的原因と病気や生活習慣によるものです。
偏食、栄養不足、運動不足、アルコール・コーヒーの多飲、喫煙、日光照射不足などによるものなど、骨粗鬆症だけの原因とはいえない、生活習慣病の原因と共通していますね。
なかでも意外に見落とされがちなのが、ストレスと糖分の過剰摂取です。ストレスはカルシウムの吸収を妨げ、過剰な糖分はカルシウムの排出を促進してしまいます。
予防
骨粗鬆症を予防し、骨を強くするためには、①食事 ②運動 ③日光浴です。
①食事
カルシウムを多くとることです。牛乳をはじめとする乳製品や豆腐や 納豆などの大豆製品、骨ごと食べられる小魚、ひじき・わかめ・ のりなどの 海草類、小松菜やちんげん菜などの緑黄野菜に 多く含まれています。
良質のたんぱく質やビタミンD、マグネシウムを多く含む食品といっしょにとると、 吸収がよくなります。特に注意が必要なのは、マグネシウムとのバランスです。マグネシウムがなければ摂取したカルシウムも体外に流出されてしまいますので、カルシウムと一緒にマグネシウムを摂取することを心がけましょう。骨を形成するのに理想的な「カルマグバランス」は2:1です。この理想的なバランスをもっている代表選手がココアですが、ココアばかり飲むと糖分の過剰摂取になりかねませんね。
厚生省の調べによりますと、日本人は、カルシウムだけ所要量に達していません。特に20歳前後の若者のカルシウム摂取量が最も少ないため、骨粗鬆症予備軍化しています。
原因としては、日本の水は軟水でカルシウムの含有率が低いため、植物のカルシウム分も少ないこと、伝統的な和食には乳製品が少ないことなどがあげられます。 バランスのとれた食品をしっかり食べ、最低限、200ミリグラムのカルシウムを(目安とし牛乳1本分、豆腐なら半丁)とるようにこころがけましょう。
②運動
適度な運動で骨が刺激されると、体内のカルシウムが有効に使われ、骨量が増えることがわかっています。骨にかかる負荷の大きい運動(重量挙げなど)ほど有効なのですが、ウォーキングやジョギング、水泳や散歩などの軽い運動でも楽しみながら毎日継続して行えば効果が期待できます。 筋力がつけば転んで骨折なんてことも少なくなりますね。
③日光浴
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、魚肉やキノコ類などの食品に多く含まれていますが、人間の皮膚が日光の紫外線を浴びることでつくられます。ですから日光浴は骨粗鬆症の予防にとても大切なのです。直射日光でなくても夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間ほどの日光浴を心がけましょう。