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更年期障害の治療法

2008年7月 9日 株式会社ビーエルエフ

ホルモン量の低下が原因でおこる更年期障害。
2回にわたり女性と男性の更年期に伴う症状に焦点をあて取り上げました。

女性の場合は自覚症状の強さや頻度には個人差があるものの、約7割の人が経験しており、そのうち実際に治療をするのは1割程度とか。男性は精神的な面に多く症状が出る傾向が強いといえます。
今回は治療法をご紹介します。

治療法

更年期障害の治療法はまだ確立されていませんが、大きく分けて<対症療法>と<原因療法>の2つがあります。

対症療法は、あらわれている症状をおさえるために漢方薬、精神安定剤や抗うつ剤などを使った治療です。
原因療法は、原因を突き止め根本的な治療する療法で、低下したホルモンを補充するものです。
その他にも、精神的な症状が多い場合は、カウンセリングがメインの治療になることもあります。

ホルモン治療は安全?

いま不安視されているのがホルモン補充療法。副作用が問題とされており、女性は子宮がんや乳がん、男性ならば前立腺がんの発生を招くのではないかといわれています。
しかし、ホルモン補充療法を行うと、顔のほてりや不眠など特有の症状が大きく緩和され、閉経後の女性に多く見られる骨粗しょう症の予防にも効果的なことがわかっているようです。

○ホルモン補充療法を受ける際の注意点

性別   注意事項
男性  前立腺がんの検診を年に一度は受ける。
女性 受けてはいけない人
・乳がん、子宮がん患者と既往のある人
・血栓症、塞栓症の既往のある人
・肝機能障害のある人
・心不全、腎不全、肝疾患により水貯留のある人
受けないほうが望ましい人
・子宮筋腫、子宮内膜症の人
・高血圧の人
・糖尿病の人(インスリン治療者)

ホルモン補充療法は治療法のひとつであり、誰もが受けられる治療ではありません。
たとえ似た症状であっても同じ治療法になるとは限りません。

更年期に強い見方

0709-1.gif 更年期の症状をやわらげるとして注目されているのが、「大豆イソフラボン」です。
これは、大豆の胚芽に多く含まれるポリフェノールの一種で、更年期障害の原因となる女性ホルモン「エストロゲン」とよく似ています。体内に摂取されるとエストロゲンと同じような働きをし、更年期障害特有の症状(顔のほてりなど)が緩和されることがわかっています。また、血管を詰まりにくくし脳卒中や心筋梗塞などの予防、さらにはがんの予防にも効果的とされているのです。

さらに、女性の閉経後に多い骨粗しょう症にも効果が期待できるといわれています。骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあるようです。
0709-2.gif  

さまざまな効果が期待できる「大豆イソフラボン」。おすすめなのが、グラス一杯の豆乳です。一日に摂りたい大豆イソフラボン量(約30㎎)が簡単に摂取できます。

この機会に大豆食品を積極的に取り入れるよう食生活も見直してみましょう。

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