- TOP
- 健康情報/
- 生活習慣病・アンチエイジング/
- 男性の更年期障害
男性の更年期障害
2008年6月30日 株式会社ビーエルエフ
前回、女性の更年期障害について取り上げました。
ホルモン量の減少が主な原因ですが、男性も場合も同様です。
早ければ30代で発症することもある男性の更年期障害についてご紹介します。
男性の更年期
更年期は女性特有のものと思われてきました。しかし、近年では男性も男性ホルモン(テストステロン)が減り始める時期があり、男性にも更年期があるといわれるようになりました。男性ホルモンの分泌は、45歳くらいから70歳くらいまでかけて緩やかに減少していきます。ただ、減少の程度が緩やかであるため、女性の閉経のようなはっきりとした形ではあらわれません。
そして、ホルモンの低下に加え大きな影響を与えているのが、ストレスです。更年期にあたる45~50歳前後というのは、仕事の上でもストレスの大きな年代。また、リストラへの不安、住宅ローンや教育費などの金銭問題、身内の介護などあらゆる要素がストレスの原因となり、男性の更年期障害を触発するといわれています。
男性の症状
男性と女性では、更年期障害によって出てくる症状が違います。男性の場合はストレスなどの心理的要因と子供の自立や介護などの環境的要因の影響が大きいと言われ、症状では疲労感や抑うつ、不眠などが目立つ傾向にあります。
まず、「疲れ」の症状が出てくるケースが多いようです。「夜は寝付けない」「眠りが浅く目を覚ます」などの不眠症状、肩こりや筋肉痛(こわばりやハリ)、腰や手足の冷え、多汗症、皮膚のかゆみ、頻尿など、さまざまな症状を出てきます。
疲れをかかえたまま仕事を続けると、集中力や記憶力の低下を招き、「やる気がでない」「仕事をしたくない」「イライラばかりする」「毎日がたのしくない」など、うつ症状が見られるようになってきます。
そして、性機能障害(性欲減退・勃起不全)は、更年期と思われる人のほとんどに見られる症状です。
更年期チェックリスト
「だるい」「疲れやすい」「仕事に集中できない」などの症状がある場合は、チェックしてみましょう。
(1)性欲(セックスをしたいという気持ち)の低下があるか?
(2)元気がなくなってきたか?
(3)体力あるいは持続力の低下があるか?
(4)身長が低くなったか?
(5)「日々の愉しみ」が少なくなったと感じているか?
(6)物悲しい気分・怒りっぽいか
(7)勃起力は弱くなったか?
(8)最近、運動をする能力が低下したと感じているか?
(9)夕食後うたた寝をすることがあるか?
(10)最近、仕事の能力が低下したと感じているか?
(米セントルイス大学モーリー医学博士作成、札幌医科大学医学部 伊藤直樹助教授訳)
*10問中「はい」が3つ以上、あるいは(1)と(7)のどちらかが「はい」の場合、
男性更年期障害の疑いがあります。
次回は、更年期障害の治療法についてご紹介します。