- TOP
- 健康情報/
- 高血糖・糖尿病/
- 糖尿病シリーズ <食事療法>
糖尿病シリーズ <食事療法>
2008年7月 4日 株式会社ビーエルエフ
糖尿病の治療の基本は、高血糖を改善し血糖値を健康な人と同じくらいに保つこと(血糖コントロール)です。血糖コントロールをおこなえば高血糖が引き起こす合併症を防ぐことができます。
糖尿病には、1型糖尿病(インスリンを分泌する膵臓の細胞が破壊される)や2型糖尿病(遺伝と生活習慣による)など、いくつか種類がありますが、どのタイプも食事療法・運動療法・薬物療法で血糖コントロールをおこないます。
食事療法の基本
糖尿病の治療は、食事療法が基本になります。
食事療法を効果的におこなうために「食事療法の3原則」を守りましょう。
1.適正なエネルギー量を守る
糖尿病だからと食べてはいけない食品はありません。ただし、食べる量は日常生活に必要な最小限に制限する必要があります。その人にあった適切なエネルギー摂取量に抑えると血糖コントロールがスムーズにおこなえるからです。
◆一日に必要なエネルギー量を計算してみましょう。
①標準体重を求めます。
身長(m)×身長(m)×22
②一日に必要なエネルギーの計算
標準体重(kg)×生活運動量(活動量)* (kcal)
<生活運動量(活動量)区分>
| 活動内容 | 生活運動量(活動量) | |
| 活動量が少なめ | 1日の歩行量が合計1時間以下、主にデスクワーク 中心、家事などの軽作業をしている。 |
20~25kcal |
| 活動量が平均的 | 1日の歩行量が合計2時間程度。立ち仕事や育児、 適度な運動が習慣付いている。 |
25~30kcal |
| 活動量が多い | 肉体労働を行う生活をしている。運動量の多い スポーツをしている。 |
30~40kcal |
2.栄養バランスを考えた食事
適切なカロリーをバランスよく摂ることが大切です。カロリーを気にして偏った食事をしていては意味がありません。糖質・蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をまんべんなく摂取するように心掛けましょう。
特に、食物繊維はブドウ糖の吸収を遅らせるので食後の高血糖を防ぐ働きがあります。毎食ごとに摂取するように心掛けましょう。
3.規則正しく摂る
時間が不規則な食事や早食い・まとめ食いは、体内に脂肪として貯えようとする働きがつよくなり肥満の原因にもなります。
一日三食、なるべく決まった時間に摂るようにしましょう。
食事療法のポイント
栄養バランスのとれた食事をするためには、
「糖尿病食事療法のための食品交換表」を活用しましょう。
「食品交換表」では、食品を6つのグループに分け、それぞれの食品が80キロカロリーになる量(g)が一単位として表示されています。栄養計算が簡単にできる上、グループごとに一日の摂取量が決まっているので、きちんと守るとバランスの良い食事ができます。