- TOP
- 健康情報/
- 高血糖・糖尿病/
- 糖尿病シリーズ<糖尿病とはどんな病気なの?>
糖尿病シリーズ<糖尿病とはどんな病気なの?>
2008年5月13日 株式会社ビーエルエフ
厚生労働省のH17年度の患者調査(3年ごとに実施)によると、治療を受けている患者数は約247万人。(前回の調査より8.1%増加)ところが、実際の患者数は約740万人と推測されており、自覚症状が少ない糖尿病は、糖尿病であることに気づかない人やまだ治療を受けていない人が多い状況です。性別では、男性の方が18万人ほど多く、男性に多い病気といえます。また、糖尿病は治療しないでいると、さまざまな障害を起こすので早期(健康診断などで)に発見し、治療を開始することが大切です。
今回から定期的に糖尿病について取り上げます。第1回目は『糖尿病とはどんな病気なの?』です。
糖尿病とは
インスリンというホルモンの作用が低下したために、体内に取り入れられた炭水化物(栄養素)が利用されず、血液中のブドウ糖濃度が高くなってしまう【代謝障害】です。
インスリンはすい臓で作られており、細胞が血液中のブドウ糖をエネルギー源として取り込むのを助ける働きをしています。このインスリンの作用が不足すると、血液中のブドウ糖が筋肉や脳にうまく取り入れられなくなり、血液中のブドウ糖濃度が高い「高血糖」の状態になるのです。そして、利用されず余ったブドウ糖は尿から流れ出るようになってしまいます。(病名の由来)
インスリンの作用不足には、すい臓のインスリン分泌能力が低下(分泌されない・分泌量の不足)するものと、インスリンに対する細胞の感受性が悪くなるものの2通りがあります。
糖尿病の症状とは
多少血糖値が高いくらいではまったく症状のない人がほとんどです。だから、症状が出たときには血糖値がかなり高くなっています。
ひどくなると、
・のどが渇く・トイレが近くなる(尿が多くなる)・疲れやすく、体がだるい・足がつる
・眠い・食べてもやせる・お腹がすく
などの症状があらわれます。ときには、意識障害(糖尿病昏睡)になることもあります。
次回は、『糖尿病の種類』をご紹介します。