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日ごろの運動と健康維持

2008年3月28日 株式会社ビーエルエフ

  最近発表された研究によれば、日常の平均的な活動レベルが低下するだけで、糖尿病、心疾患や若年死のリスクが増大することがわかりまし た。

活動レベルの低下でインスリン濃度が上昇

 1日の活動量を減らすと血中のインスリン濃度が約60%上昇、中性脂肪なども上昇し、糖尿病や心疾患リスクが増大することがわかりま した。

  研究は、普段、定期的な運動(週2時間以上)をしない糖尿病暦のない20歳台の男性(非喫煙者、BMI平均22台)を対象としています 。被験者に短距離の移動でも自動車を利用すること、階段ではなくエレベーターを利用することなどで、歩数を減らすように指示し、日常の活 動量を減らすようにしました。

  第1のグループは、1日の平均歩数が約6200歩から約1400歩まで減少。2週間後、血中インスリン濃度が約60%上昇。 第2のグループは、1日の平均歩数が約10500歩から約1300歩まで減少。2週間後、やはり血中インスリン濃度が約60%上昇した ほか、血中の中性脂肪値も上昇。また、体重が変化していないにもかかわらず、腹部脂肪が7%増大しました。

血糖値とインスリンの働き

 インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンで、食事をして血糖値があがるとすい臓から分泌されます。インスリンは糖分を直接分解する のではなく、糖分を筋肉細胞に取り込ませて筋肉細胞でエネルギーとして代謝されるようにしています。また、脂肪細胞に取り込ませて脂肪と して蓄えるようにしています。筋肉が糖分を取り込むことができなくなると、生命活動の維持すら危うくなりますので、重要なホルモンです。

   インスリンがないと筋肉は糖分を取り込むことができなくなります。しかし、運動をするとインスリンに頼らなくても筋肉は糖分を取り込む ことができ、インスリンの節約になります。運動をしないと糖分の取り込みをすべてインスリンに頼ることになるので、同じだけの働きをするのにインスリンの量が増えることになります。

   インスリンは、血糖値を下げる一方、様々なホルモンの分泌にも作用し、血圧や血中脂質の上昇にも働きます。

  「インスリンは、少ない量でよく効く」が理想で、それには運動が大事なのです。

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